【ネタバレあり】バイロケーション【人格とはなにか】
久しぶりに家で映画を見た
先日、職場で盛り上がったバイロケーションという作品
バイロケーション(以下ロンバケ)とは一言で言うのならドッペルゲンガーに近いもの
- バイロケはもう1人の自分であるため、番号が同じ紙幣やクレジットカードなどの所持品から髪の毛や爪の長さまで、オリジナル(本人)と寸分違わず差異は何もない。
- 長時間出現していられないドッペルゲンガーと違い、出現している時間や場所、条件は完全にランダムで法則性は無い。しかしながらオリジナルの周囲に出現する可能性が極めて高く、あまりにもオリジナルから離れすぎると消えてしまう。
- バイロケはオリジナルの記憶も知識も全て持っているため、自分がバイロケであることに気づかない。また、外部からもオリジナルとの差異を発見することはほぼ不可能。
- バイロケにはオリジナルの記憶+自身で活動した記憶が残るが、オリジナルはバイロケが活動した記憶は共有しない。
- バイロケは外部に何かを”発信”することができないため、指紋が残らず、光を反射しないため鏡に映らない。食事はするが、摂取した食物がどう処理されているかは不明。
水川あさみ演じる主人公にバイロケが現れる
他にもバイロケがいる人たちと出会い
その人たちはバイロケに翻弄され、
精神が病んでいったり、人生が崩壊していく、、
「バイロケを、もう一人の自分を、殺すしかない」
姿形、立ち振る舞い、記憶を共有してるから
周りの人はオリジナルとバイロケの違いが分からない
バイロケはオリジナルの記憶+自身の行動した記憶を持っている
だけれどもオリジナルはオリジナルの記憶のみ
バイロケがもし自身の行動した記憶のみを持っていたら
姿形が同じだけど全くの別人になっていたのだろうか
最近、人格=記憶だと思ってる
もちろん今まで起きたことを全て覚えていなくても
プラスチックメモリーズじゃないけれど
姿形そのままでも記憶が全てなくなったら
それはもうその人じゃないんじゃないか
いつか死んでしまうとき、
いくらお金があったり大切な物があっても
あの世には持って行けない
思い出したい楽しい記憶を持っていきたい